出産内祝いは内輪で行われるお祝い行事の一環として、子どものお披露目といったことも兼ねて親戚や友人、近隣の方などに配られてきたものです。それが時代や社会の変化にともなって、家の中だけで済まされるという場合も多くなってきました。自宅での祝宴に人々を招くといったならわしもあったのですが薄れてきていて、贈り物によって代用されることが一般的になっています。贈る時期としても、正式には生後1ヶ月でお宮参りに行くころであるとされていたのですが、現在は変化しています。お祝いをもらった方にお返しするものとして、紅白で蝶結びののしをつけて子どもの名前を書き、出産内祝いとして贈るというケースがほとんどになっています。